ベートーヴェン詣 ピアノトリオ

31/05/2016

ベートーヴェン詣 ピアノトリオツアー

共演:樫本大進(ヴァイオリン)、クラウディオ・ボルケス (チェロ)

2016年5月19日 紀尾井ホール

ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 Op.1-1
ピアノ三重奏曲 第3番 ハ短調 Op.1-3
ピアノ三重奏曲 第5番 ニ長調「幽霊」Op.70-1

NHKクラシック倶楽部 収録

子供に音楽を ブログ

 

2016年5月21日 つくばノバホール
2016年5月22日 岐阜・サラマンカホール
2016年5月26日 京都・青山音楽記念館(バロックザール)

ピアノ三重奏曲 第3番 ハ短調 Op. 1-3
ピアノ三重奏曲 第6番 変ホ長調 Op.70-2
ピアノ三重奏曲 第5番 ニ長調「幽霊」Op.70-1

 

2016年5月28日 兵庫県立芸術文化センター
2016年5月29日 横浜みなとみらいホール

ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 Op.1-1
ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 op.1-2
ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 op.97 「大公」

 

2016年5月30日 東京オペラシティ コンサートホール

ピアノ三重奏曲 第3番 ハ短調 op.1-3
ピアノ三重奏曲 第6番 変ホ長調 op.70-2
ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 op.97 「大公」

音楽をやっていてよかった・・・とふと思う瞬間があります。それは、同じパッションを分かち合っている音楽仲間と一緒に弾いているとき、あるフレーズが言葉のようになげかけられるときに感じられたりします。ほんの一瞬のニュアンスの変化で、そのフレーズの伝える暖かさと人間らしさに魂が揺すぶられるのです。
大進さんやクラウディオさんと弾いていると、そんな瞬間がたくさんあります。キャッチボールのように繰り広げられる音楽の対話が楽しくてたまりません・・・私にとってこの素晴らしい音楽性を持った「お兄さんたち」から受けるインスピレーションは掛け替えのないものです。
ベートーヴェンは必ず私達音楽家をチャレンジしてくれます。彼の作品の探求はかぎりなく、何回も演奏した曲をまた勉強しなおすと、楽譜から今までとは違うメッセージが読みとれたり、面白い発見があります。
全ピアノソナタ演奏会を終えたとき、これは新たなスタート地点であることに気づきました。私の大好きなベートーヴェンをもっともっとよく理解するためには、室内楽の世界も探求しないともったいない、お客様にその素晴らしい世界をお伝えしなくては、と意欲が湧いてきました。
そしてまずピアノトリオのプロジェクトをしようと思ったときに、絶対にこの二人と弾きたい!と思いました。内容の深いピアノトリオの数々に私達の魂を吹き込むとどんな演奏になるのでしょうか。皆様、その結果は会場でお楽しみください!
小菅 優

岐阜サラマンカホール公演後

紀尾井ホールにて